レストランなら料理の写真、ホテルなら客室の写真があるのとないのとでは、店の魅力の伝わり方は変わります。そのサービスを利用するイメージのあるなしは、サービスを使いたいかの意思決定を変えます。そして、商品写真を1つ入れるだけで印象が変わり、忘れないように目立つ所に配置しましょう。看板を見て人が抱く疑問はなるべく解決しておきます。
看板を設置したりデザインを考える時、注意すべき点ですが、人の流れが十分ではないところに建てても効果が上がりません。当然ですが、広告を立てるなら1日当たりどの程度の人が来て、そのうち何パーセントが店舗まで来てくれる見込みがるのかを考えることが大事です。道路から見てもらうのが目的の立て看板は、国土交通省が行う全国道路交通調査などを参考になります。また、遠くから看板が見えるかチェックしてください。意外なところに障害物があり、看板が隠れることがままあります。そして街路樹などで隠れてしまわないか、ある程度離れたところからチェックしてみましょう。
情報を詰め込みすぎは、情報不足と同じぐらいまずいことは忘れないでください。表面加工が剥げている看板はもちろん、定期的に掃除してなければ汚れがたまって視認性を損ないます。汚れたものは見栄えが悪く、内容が伝わらず、看板に描かれた店のブランドイメージをそこないます。
マーブル模様など、模様を使った看板、茶褐色を使ったものをデザインするとき、遠くから見たときに汚れてたりするようなことがないかチェックしてください。看板は長期間風雨にさらされ、木材などは長期間風雨にさらされれば、腐食を起こしやすくなったりします。一部のインキは日光にさらされれば、色あせが起きたりします。定期的なメンテナンスも必要ですし、印刷素材やインキを吟味して、十分な耐候性がある素材を選ぶことにより、メンテナンスの手間が減り、看板のかけ替えのための費用が節約可能です。
アクリルパネルにUV印刷してみれば、耐候性に優れ長持ちするものが作れるはずです。