一時期、私は、看板を制作して色を塗るお仕事をしていたことがあるんですが、実は看板の制作においては、たくさんの色を使った方が目立つうえインパクトのある看板を作り出すことができるんですが、実はカラフルな看板は、看板を制作する会社側が利益になるだけで案外と看板を制作してもらった方は得をしないケースがあります。
これは、単純な話でカラフルな看板というものはものすごく汚れに弱く、汚れてしまうと問題においては興味を薄れさせることにもなりやすいです。特にオレンジと赤色は要注意のカラーリングで実は赤色は、色あせを起こしやすく、なぜ色あせが起きるかについては塗料に使用するペンキ自体が赤色は、赤の色を出すための薬剤と光の影響を受けやすいという特性から日光にとても弱く、ある時期を境に急激に使用されなくなったカラーリングなんです。
でも、あのお店、赤色のカラーリングの看板だよ？なんで色褪せを起こしていないの？という声があるんですが、実はあれ、からくりがありまして、色あせを起こさない赤色の看板は、トップコートといううわぐすりを赤色の塗料を塗った後に吹き付けているがゆえ、紫外線をはじく看板、もしくは紫外線をトップコートが吸収するがゆえ赤色を維持できているだけでトップコートが剥がれると案外と色あせをすぐに起こします。なので、お金に余裕がある方はトップコートを塗ってもらって赤色の看板でお客さんを寄せるわけです。
逆にエッチな看板なんかで使用されるうすいピンク色は、赤に城が混ざっているがゆえ、トップコートが無くとも色あせを起こさない塗料になるため、赤色の看板でお客の注目を浴びる中古買取店なんかは看板塗装に余裕がある方々であると言えるわけです。逆に単色で太陽光の影響を受けない白色のようなものや黒色は案外と看板にすると安価になるうえ格好良いデザインを用いれば、単色の黒でも格好の良いものが仕上がるのでラーメン屋さんなどに黒文字オンリーの看板があるのはそうした理由になります。なので看板を作ってもらう際には、赤色を除いて看板製作をしてみるのはいかがでしょうか！？